葬儀基礎知識
適切な弔事の服装 受付での心得 対 面 献 花 線 香 玉 串
席 順 香 典 焼 香 廻し焼香 座礼焼香 立礼焼香 座礼焼香

適切な弔事の服装
女性(和装) |
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黒羽二重、染抜き五つ紋付き。
夏なら駒絽なども。
黒襦袢・半襟は白。
飾りはつけない。
化粧は地味に。
黒の袋帯で地味な地紋なら可。
帯締め・帯揚げとも黒。
バッグは黒の布製。革なら光沢の無いもの。
足袋は白。
ぞうりは鼻緒も含めて黒。
布製または革製の光らないもの。
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女性(洋装) |
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黒無地で光沢のないスーツやワンピースなど。
長袖。
襟元の詰まったもの。
スカートはひざが隠れる丈に。
アクセサリーは結婚指輪だけに。
黒の布製で金具の光らないもの。
革製なら光沢や飾りの無いもの。
靴は黒で飾りや光沢の無いもの。
ストッキングは黒または肌色。
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男性 |
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スーツはブラックスーツ。
ダブルは六つボタン。
シングルなら共布のベスト。
シャツは白無地、カフスボタンは黒石製。
ネクタイは黒無地・結び下げ、タイピン無し。
ズボンの裾はシングル。
靴は黒い革製で、光沢・飾りの無いもの。
靴下は黒無地。
※遺族の男性の正式礼装はモーニングですが、
実際には喪主でもモーニングまで着用する人は少ないです。
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子供 |
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制服があればそれを着用。
女の子は無地のワンピースか地味なブレザー・スカート・白いブラウス。
男の子は地味なブレザー・ズボン・白いシャツ。
男女とも黒靴。
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▲TOP
受付での心得
1 |
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受付でも簡単なお悔やみの言葉を。
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名刺を出すときは、左下の角を折る。
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▲TOP
対 面
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故人のそばで一礼、布を取った顔を拝見。
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2 |
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合掌し一礼、少し下がり遺族に一礼。
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▲TOP
献 花
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献花台に進んで一礼する。
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花の根元を祭壇に向けて捧げる。
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3 |
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左親指が上になるように組んで、黙祷する。
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▲TOP
線 香
1 |
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遺影に一礼してから、ろうそくの炎で線香に火をつけます。
線香は一本でよいでしょう。
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2 |
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線香の炎が消えないときは、左手であおいで消します。
息を吹きかけて消さないように。
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3 |
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線香を香炉に立てたら、合掌し、深く一礼して辞します。
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玉 串
1 |
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神官から受ける。
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根元を手前に持つ。
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3 |
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右手でつまんで矢印の方向に回す。
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4 |
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根元を祭壇に向けて捧げる。
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▲TOP
席 順
▲TOP
香 典
1 |
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受付に出すときは、名前を先方に向けて差し出し、
霊前に供える場合は、名前を自分に向けて差し出す。
香典はむき出しにせず、必ずふくさに包んで持参する。
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2 |
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香典袋の表書きの氏名はフルネームで、
記入欄には住所や所属先も必ず書き添えて下さい。
上書きは「御仏前」ではなく「御霊前」とするのが一般的です。
連名で出すときは、目上の人を先に書き、
以下左に書き連ねます。
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▲TOP
焼 香
1 |
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右手の指3本(親指・人さし指・中指)で香をつまむ。
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目の高さまでおしいただく。
※宗派によっては、しない場合もあります。
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香炉にそっとくべる。
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合掌をする。
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▲TOP
廻し焼香
1 |
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前の人に軽く礼をして香炉を受け、
次の人に「お先に」とあいさつをする。
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香炉を前に置き、遺影に向かい合掌。焼香後にも合掌。
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3 |
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遺影に一礼し、次の人へ。 |
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座礼焼香
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中腰で歩き、祭壇前から遺族・僧侶に一礼。 |
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2 |
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遺影に一礼し、ひざで祭壇に寄り合掌・焼香。
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合掌後ひざで後ずさりし、遺族・僧侶に一礼、自席へ。 |
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立礼焼香
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まず遺族・僧侶に一礼。 |
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焼香台の前で遺影に一礼してから合掌・焼香。
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3 |
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合掌し、後ずさりして再び遺族・僧侶に一礼。 |
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▲TOP
座礼焼香
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一連数珠、使わないとき
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長数珠、使わないとき |
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合掌のとき |
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焼香のとき |
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現在は略式の一連数珠で弔問する人が多くなっています。
長い数珠は二重にし、一連数珠はそのままで左手親指と人さし指の間にかけて持ち、
房は下にたらします。
席を外すときにイスや畳の上に置いて行ってはいけません。
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